週末


先週の金曜に会社面接に行きました。非常に気分を重くしていた行事だったのでそれから開放されたときのテンションの上がりっぷりには僕自身もびっくりでした。まぁ面接は酷いモンでしたけどね。どうしてあなたはこの業界に進もうと思ったのですか?と聞かれ、インターネットで多くの素敵な仲間と知り合うことが出来ました、その方々の多くがこの業界で働いています、僕もこの業界で働き彼らとより深いお付き合いが出来たらいいと考えたからです、などとぶっちゃけた僕。走馬灯のように僕の脳内ではその「素敵な仲間」が浮かんでは消え浮かんでは消え、していました。自分で素敵な仲間といってなんですが、どこがだよ。
そんな素敵クレイジーフレンズの一人、鹿と毎週金曜は家で飲んでいることが多いのですが、先週は彼が東京におらず一人寂しくしかし面接が終わったテンションは暴走し思わず彼に、「あなたのいない東京は静かでとても寂しいです。」という遠距離恋愛カップルメールを送ったのですが返信なし。返信がない。

返信が。

一番古いネットの友人である彼も僕を残して桃源郷に行ってしまったことを深く理解した僕はめくるめく自慰行為の世界(こちらもある意味桃源郷)に深くはまっていく事となりました。

土曜日は珍しくネットの予定が入ってなく、ネットの予定が入ってないということは、それすなわち、何の予定もない暇な週末というオナニー野郎Aチーム所属の僕は久しぶりにゴロゴロしたり、シコシコしたりしてました。こんなにゴロシコできる週末は久しぶりで、カーテンを開ければ天気もよく、幸せを感じ悦に浸っている自分。ネットやってなかった頃はほとんどこんな週末の過ごし方をしていたことを思い出し、ああ、まだ僕も非ネットの世界に戻れるんじゃあないか、もしかしたらまだまっとうな道を歩けるんじゃあないか、ああ、いける、いける、大丈夫、まだいけますって、幸せな世界、こっち側にあったんだな、ああ、ともうすぐ天に召されるような心理状態に堕ちていく僕。神様ありがとう、僕に再チャンスを与えてくれて。もう2度と道を踏み外しインターネトの世界に迷い込むようなことはしません。


2時間後、屑デス会場前に立つ僕。
僕に守れないことが3つある。禁煙、禁酒、禁ネット、禁オナニー(あ、4つ)。

会場の中には、いるわいるわ、素敵な仲間たちが。彼らと深く付き合うためにこの業界に入りたいと思いました、という面接での自分の発言を思い出し彼らの顔を見渡す。あれ?どこで人生間違えたかな?何でよりによってこんな屑どもと深く付き合いたいと思ってしまったのだろうという根本的なことを考えてしまった僕は後悔という名の海に航海に出ました。屑デスはプチオタクイベントという名目だったらしいのですが、僕ぜんぜんオタクじゃないや、ということも思い出し、2時間ほどしか会場の中におらず、ずっと会場のすぐ外で座ってました。ぶっちゃけプリキュアとかしらねーし。ガンダム見たことねーし。それよりも何よりも、中で立ってるのがデブには苦痛。デブは5分以上立てない。でも、サカイさんのは聞きたかった。会場のスペースを広げる為に中にあった椅子を外に出してたので誰か一人は外にいなきゃいけない、って事を聞いたので調子に乗って「僕、外にいますよー。」としゃしゃり出たのがいけなかった。スタッフでもなんでもないのにでしゃばった真似をしてしまったことを深く反省いたします。関係者面して、会場から出てきた人たちに「お疲れ様でした〜。」などとのたまわった行為を深く謝罪いたします。

屑デス後、会場からわんさかと屑どもが出てきましたが、その中でもトップクラスの屑どもと麻雀をやってものの見事に負け頭。ウォー!俺が一番屑だー!

そんなわけで週末顔を合わせた皆さんありがとうございました。生まれてきてごめんなさい。あと、鹿は携帯の電源切れすぎ。